4世代でご利用のお客さまも。穏やかな雰囲気が魅力のクリニックです。

医療事務

A.M.さん

資格は働く自信につながります。

学校卒業後、初めての仕事は和菓子の製造業でした。学生のころから医療事務に興味を持っていたわけではなく、きっかけになったのは、和菓子製造の次にアルバイトで働いた接骨院です。事務スタッフとして入って5年間勤務したのですが、受付業務を行ったり、助手として機械の取り付けや患者さまのサポート業務を担当したりするうちに、しだいに医療事務への興味が強くなりました。

医療事務スタッフとして働くなら資格があった方が有利だろうと考え、接骨院で働きながら「医療事務管理士」の資格を取得しました。医療事務スタッフとして勤務するのに資格は必須ではありませんが、専門用語など勉強した知識が役立つことも多く、資格が働くうえでの自信につながります。接骨院後は2つの医療機関で医療事務スタッフとして働き、2年ほど前から今の病院で働き始めました。

医療事務 A.M.さん 仕事の様子 医療事務 A.M.さん 仕事の様子

時間固定の働き方ができて大満足!

今の病院の求人情報はハローワークで見つけました。直前まで勤務していた医療機関がシフト勤務で、早番で朝早い出勤の日もあれば、遅番で帰りが21時前後になることもあり、働きにくさを感じていたため、自宅から近い場所で、時間固定で働ける医療機関の求人を探していたのです。求人検索で見つけた今の病院は自宅から車で10分ほどの距離にあり、通いやすさに魅力を感じました。

求人情報を見た段階では、今の病院に対する強い印象はなかったのですが、面接で院長のフランクな人柄に触れ、とても良い印象を持ちました。話しているうちに、私のような医療事務スタッフを必要としているんだということも感じられて、このクリニックで働きたいなという気持ちになりました。働き始めて間もなく2年になりますが、希望していた時間を固定した働き方もできていて、とても満足しています。

レセプト・クラーク業務も大切な役割です。

今の病院の特徴は地域とのつながりです。小さなお子さまから年配の方まで、中には4世代でご利用いただいているお客さまもいらっしゃいます。地域の方が多いこともあり、これまで経験した医療機関に比べると、とても穏やかな雰囲気が特徴ですね。受付業務では挨拶と笑顔を意識しながら、来院された患者さまの症状の確認を行います。「今日は寒いですね」など、ちょっとしたお声がけ、会話も大切にしています。

レセプトの作成業務や、患者さまに他院からお持ちいただいた紹介状の確認、健康診断結果書類のコピーなど、レセプト業務やクラーク業務も医療事務スタッフの大切な役割です。また、患者さまからなにか要望を伺った際は、それを医師や看護師に伝えることも重要です。今の病院には外科もありますので、傷の状態を確認したり、頭がボーっとしているなど症状を確認して、その症状を素早く的確に伝えることも求められます。

医療事務 A.M.さん 医療事務 A.M.さん

覚えれば一生の仕事にできる医療事務。

いつも元気で明るい男性の患者さまが、体調を崩されてとてもナーバスになってしまったことがありました。普段は待合室で冗談ばかりいっているような人が、声を荒げるようなこともあって…。しばらく病院に来られず心配していたのですが、ある日、久しぶりに来院されて、「あのときは悪かったな」と私に声をかけてくれたんです。「あんたにはいつも甘えとったわ」といっていただいたときは、胸が熱くなりました。今はだいぶ回復されて、来院されるたびに「ありがとうね」と声をかけてくださいます。医療事務っていい仕事だなと、実感した出来事でした。

医療事務は人気の職種ですし、興味のある方も多いと思います。ただ、資格がなくても働くことができる反面、高いスキルを求めている現場も多く、求人が多いからといってすぐに仕事が見つかるわけではない難しさもあります。でも、覚えれば一生の仕事にできますし、医療の知識は自分のためにも、家族など周囲の人のためにもなります。仕事への真剣な想いがあれば、未経験でも大丈夫ですよ。興味があれば、チャレンジしてみてはいかがでしょう。