自分に合った条件を諦めないで!自分の売りを持つことも大切です!

看護師(主任)

O.N.さん

夜勤なしで採用してくれた院長

看護学校が付属している病院で16年働いている間、産休を取りながら3人の子どもを出産しました。保育園に子どもを預けて、フルタイムで看護師の仕事をしてきたのですが、一番上の子どもが小学校に上がるタイミングで、もっと子どものそばにいてやりたいと思いまして、眼科のクリニックに移ったんです。このクリニックでは雇用形態をパートにして、扶養の範囲内で9年間勤務しました。

この9年間は3人の子育てに向き合う大切な時間を過ごせましたが、一番下の子どもが中学生になって手が離れてくると、次に大変なのは教育費です。しっかり稼がなくてはいけませんから、正社員の仕事を探し、今の病院の看護師として転職しました。今の病院には入院病棟があるのですが、家事もあって夜勤ができないことを伝えたところ、8:30~17:00の日勤での入院病棟勤務を了承していただきました。こうした働き方を認めてくれた院長には本当に感謝ですね。

看護師(主任)O.N.さん 仕事の様子 看護師(主任)O.N.さん 仕事の様子

地域の人々へ情報発信する病院です。

今の病院には35床の入院病棟があり、月に2,000人くらいの通院患者さんがいらっしゃいます。地域に根ざした病院で、看護師としては地域の方のために働ける満足感を得られます。院長は糖尿病の指導にとても力を入れていまして、糖尿病療養指導士による栄養指導や、地域の方とのセミナーを通した交流会を積極的に行っています。年に1回開催する「健康まつり」は、もう10年以上続いている人気のイベントなんですよ。

今の病院には3人の糖尿病療養指導士がいまして、糖尿病セミナーを毎週開いて、地域の方々に糖尿病についての理解を深めていただいています。世界糖尿病デーに合わせて開催される「健康まつり」では、この糖尿病療養指導士が企画、病院スタッフみんなが出演するユーモラスなミニ劇場を披露するのですが、名古屋弁でのユーモラスなやり取りが大うけで、すごい盛り上がりです。そのほかにも認知症カフェの開催など、地域の方々へ向けた情報発信を積極的に行っている病院ですね。

看護師それぞれの状況に合った働き方を認めて欲しい。

今の病院のスタッフ定着率は高いのですが、多くの医療機関では特に看護師の定着に苦労していると思います。私が最初に働いていたような大病院だと、学校を卒業したばかりの看護師がたくさん入ってくるのですが、同じようにまだ若い看護師がどんどん職場を去ってしまうのです。結婚や出産のタイミングもあるでしょうが、やはり復帰には家族の理解が必要ですし、病院側のサポートも大切になります。

なかなか難しいことですが、看護師それぞれの状況に合った働き方を認めること。それができれば、看護師を続けようとする人はもっと増えると思うんです。働き始めのころの病院にパートの看護師というのは存在しなかったのですが、今は当たり前に働いていますよね。何時までなら働けるとか、朝は何時からなら出勤できるとか、少しずつ個人の状況に合わせた勤務が認められるようになっています。これが正社員の看護師でも認められるようになれば、仕事を続けようと考える人は増えると思うのですが。

看護師(主任)O.N.さん 看護師(主任)O.N.さん

どんどん人間が好きになる仕事です。

実は看護師になったのは母の勧めで、あとから分かったことですが、看護師になることが母の夢だったんですね。素直な人間なものですから(笑)、そのまま看護学校に入って、看護師になりました。振り返ると、学校の3年間で人間として必要なことをたくさん学ぶことができて、それは病院で働くようになってからも同じ。毎年毎年、仕事を通じて多くのことを学ばせてもらっています。

看護師って、患者さまと向き合う中で、本当に成長させてもらえる職業なんですよ。それこそが看護師として働く魅力で、どんどん人間が好きになるんです。今は主任としてリーダー業務が主体なんですが、たまにメンバー業務に入って患者さまと接する機会が多い日は、とにかくテンションが上がりますね(笑)。せっかく資格を取った、これだけやりがいのある仕事ですから、多くの方に看護師を続けて欲しい。自分に合った条件を諦めずに探すことも大事ですが、スキルを磨き、自分の売りを作ることも大切です。看護師は毎日が勉強。そこから自分の強みがきっと見つかるはずですよ。