保育園のときからナース一筋。一生続けていきたい仕事です!

看護師(師長)

U.Y.さん

糖尿病、消化器、認知症に関する3つの資格を取得。

小さな子どもがいるスタッフにとって、今の病院はとても働きやすい環境なんです。子どもの送り迎えの時間に合わせて出勤時間を調整したり、家庭の事情で夜勤ができない人を日勤にしたり、幼稚園には夏休みがあるのですが、その休みに合わせた働き方ができるように配慮したりもしています。スタッフそれぞれの状況を考慮してもらえるのは、とてもありがたいことですね。

今は医療スタッフそれぞれの専門性を重視するチーム医療といわれる時代ですが、私が看護師になったころはドクターからナースに上からという感じで指示が出ていました。ところが、院長は昔から医療スタッフと対等な立場で患者さまのことを話せる人なんです。私は糖尿病療養指導士、消化器内視鏡技師、認知症ケア上級専門士という看護師以外に3つの資格を持っているのですが、糖尿病、消化器、認知症に関して、院長は地域の方々への指導やケアに力を入れています。私がこの資格を取得したのは、院長のこの想いに共感したことが大きかったと思います。

看護師(師長)U.Y.さん 仕事の様子 看護師(師長)U.Y.さん 仕事の様子

地域の皆さんと健康について一緒に考える病院。

実は毎週実施している糖尿病セミナーは、私が始めたものなんです。今では糖尿病だけではなく、生活習慣病についても取り上げている「いきいき健康セミナー」を開催していますが、ドクターだけではなく、病院のスタッフみんなが一丸となって、地域の皆さんと健康について一緒に考える場を作っています。講義だけではつまらないですから、参加型のイベントにして、楽しく知識を取り入れてもらえるように工夫しています。

地域の皆さんの意識向上につながればと思って開催を提案した糖尿病セミナーですが、こうして長く続いているのは嬉しいですね。院長はまったく無理強いすることなく、スタッフにできる範囲内でさまざまな活動をやろうとする気にさせてくれるんですよ。感染症の研修会や医療安全の勉強会なども盛んで、スタッフの学ぼうという気持ちがとても強い病院ですね。

ピリピリした職場で長く働くのは難しい。

医療機関の多くが看護師不足の状況ですが、看護師が長く仕事を続けていくには、家族の理解だけではなく、職場の理解も必要なんです。子どもが熱を出したとき、親の介護でなにか問題が発生したとき、簡単に休むという選択ができない職場は多いです。今の病院ではそうしたとき、「お互いさま」という気持ちをみんなが持ってフォローし合います。もちろん、現場は大変なんですが、いつ自分が助けてもらう立場になるか分かりませんよね。

みんなが「お互いさま」の気持ちを持っていると、精神的にとても楽なんです。ピリピリした職場で、長く働くのは難しいし辛いですよね。よい職場を見つけるポイントですが、面接での雰囲気はとても大切だと思います。面接で子どもが病気のときのことなど、聞きづらい雰囲気なら、きっと働いても同じです。今の病院では、「面接のときはお子さんも一緒に連れてきていいですよ」と伝えるのですが、このひと言がとてもありがたかったというスタッフもいますよ。このスタッフは今も元気に働いていますね。

看護師(師長)U.Y.さん 看護師(師長)U.Y.さん

ブランクは職場の理解で克服できます。

出産などでブランクがあると、復帰に不安を感じてしまう方もいるようです。愛知県には看護研修センターで看護職カムバック研修も組まれているので、これを利用する方法もあります。実はブランクについても、大切なのは職場の理解だと思っているんです。周囲のスタッフが状況を理解して、本人の能力に合わせて復帰のためのプログラムを組んでサポートすることが大切です。

私は保育園の時からナースに憧れ、高校卒業後働きながら看護学校に通って正看の資格を取得しました。娘にはよく「つぶしが利かない」といっているんですが(笑)、本当にこの仕事が好きで、辞めたいと思ったことがなくて、一生この仕事を続けていたいと思っているんです。病気の患者さまがよくなっていく姿を見るのが嬉しいですし、予防についての発信、患者さまのご家族のサポートを行うことにもやりがいを感じます。本当に素晴らしい仕事だと思うんです。もし看護師の仕事から離れていて、でも戻りたい気持ちが少しでもあるなら、見学だけでもいいです。ぜひ当院にお越しください。いま貴方になにができるのか、一緒に考えてみましょう。